東京新聞:日本米が大量の売れ残り 中国、高価で消費者敬遠:経済(TOKYO Web)【上海17日共同】日中両国政府の合意に基づき日本が中国に輸出したコメのうち、追加輸出分の約3割が売れ残っていることが17日、明らかになった。あらら、日本の都市貧民からではなく、アホな中国人のお金持ちからぼったくるという農水省の輸出戦略はとてもグッドアイディアだと思っていたのに、残念。
輸出された日本のブランド米の価格が中国産の数十倍もするため、消費者が敬遠したとみられる。富裕層を中心に日本米の需要をつくり出し、年間コメ消費量1億3000万トンとされる巨大市場への進出を目指した日本の輸出戦略は早くも見直しを迫られそうだ。
日本の農業は松下幸之助の「水道哲学」をもう一度噛みしめるべきである。安くていい品物をふんだんに供給すること、これこそが産業の使命であり、商売の原点である。
2 件のコメント:
日本米が大量の売れ残り・・・余剰米が大量にあるというのは聞いたことがあります。
そこで農水省は厚生労働省と組んで余剰米を減らすべく、「1日3食きちんと食べよう」とか「朝ご飯を食べよう」といったキャンペーンを行なっているようです。
全国民が朝、米食にすると50億食分の市場が出現すると、なにかで読んだことがあります。
(なんか無責任な投稿ですみません)
>過剰米
顧客のニーズの変化に応じて製品構成を変えていくと言うことはビジネスの基本の基本。この基本の基本がわかっていない人たちが人の食生活という私的領域に踏み込んで干渉をはじめている(朝ごはんにはコメを食えとか)。自分の努力不足を棚上げにして、おいらの作ったものを買わない消費者の方がワルイのだという論法。コメを作って居りさえすれば絶対に損をさせないというニッポンの農業政策とそれに悪のりするノーミンが諸悪の根源。おかげで食い物の値段が高騰し大都市では餓死者が出ている。ニッポンの一人あたり名目GDPはシンガポールにも抜かれたけれど、購買力で見た一人あたりのニッポンのGDPは遙か昔から「途上国並み」。ひとえに食い物が高いからである。
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